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子供メガネ研究会 オリジナルメタルフレーム

子供メガネ研究会が経験と智恵を集めて作った、お子様のためのメガネフレーム
オプリティー Opretty 
店在庫のないカラーについては取り寄せが可能ですが、メーカー在庫切れの場合は、入荷までかなりのお時間がかかります。

各サイズとも、メーカー参考価格 23,760円 (税込)

44□12
カラー: ピンク

オプリティ 44□12 ピンク
他に、薄茶とライトブルーがございます


44□16
カラー: ライトブルー

オプリティ 44□16 ライトブルー
他に、薄茶とライトブルーがございます


44□20
カラー: ワインブラウン

オプリティ 44□20 ワインブラウン
他に、薄茶とピンクがございます
                  撮影: 原靖宏氏


オプリティーは、次のような考え方と方針の元に設計され、製造されました。

世に出回っている子供用メガネは、大人用よりも、かなり小さな玉型のものがほとんどで、38mmくらいから48mmくらいまであります。
一方、大人用の枠の玉型サイズは、48mm以上のものがほとんどです。

では、大人よりも子供は、必要な視界の広さは狭いのでしょうか?

そんなことはありません。
子供でも、大人に劣らない広い視界を必要とします。
それどころか、視線を上に向けて見る上方の視野は、むしろ、子供の方がより多くを必要とします。なぜなら、子供は大人よりも背が低いからです。

しかし、だからといって、子供用に50mmとか52mmとかの大きさの玉型では、いくら何でも顔とのバランスが取れません。やはり、50mm未満でないといけません。

お子様の場合、遠視の度数が入ることも多いですし、近視でもけっこう強度のレンズを入れることもあります。

そこで、お子様のメガネにおいて、必要にして十分な大きさは……と考えて、私たちは、横44mm、縦29.5mmというサイズを採用しました。

さらに、年少で顔の小さなお子様の場合に、玉型サイズを小さくして顔の大きさに合わせるのではなく、鼻幅(レンズとレンズの間隔)を狭くすることにより、顔の大きさとバランスが取れるように設計しました。

たとえば、オプリティーの中で一番小さいものは、玉型が44mmで鼻幅が12mmですが、こういうサイズは、これまでに世界中のどの子供枠でも採用しなかったサイズでしょう。

しかし、このサイズにこそ、オプリティーの設計思想を具現化したことにおける良い結果が表現されているのです。

この狭い鼻幅のおかげで、鼻根に当たるパッドの左右の間隔が自然に狭くなり、低い鼻根でもずり落ちにくくなるのです。

この玉型と鼻幅のバランスは見慣れていないので一見すると変な感じに見えるかもしれませんが、これを小さいお子様がお掛けになると、目が大きく感じられ、たいへん可愛らしく見えるのです。

そして、オプリティーにおいては年長用になるほど、鼻幅が16mm、20mmと広くなるので、鼻根がやや発達してきたお子様に対してもパッドを合わせやすくなるわけです。

また、お子さんでも年長になるほど、弱度近視から中等度近視、中等度から強度近視、と度数が強くなる場合が少なくありません。
その場合に、例えば、44□20とするのと47□14とするのでは、レンズの耳側の端から端までの長さはどちらも108mmで同じなのですが、玉型の大きさは、オプリティーが採用した44□20の方が小さいので、レンズの厚みが薄くなりレンズも軽くなるのです。

この、44□20というサイズも、子供用としては、まずあり得ないサイズですが、ここにもオプリティーの基本思想である、玉型の大きさは必要にして十分であればよく、それ以上に大きくすることはない、という考え方による実際の結果のメリットが出ているわけです。

また、メガネ全体の大きさがどうであれ、やはり、基本的には子供用メガネは可愛いらしく見える形がよいので、形としてはオーバル(楕円)を基調にしました。
しかしながら、鼻側視野をやや縦に広めにとる形にしました。

なぜなら、子供用メガネの場合、えてして瞳孔中心が玉型の幾何学中心よりも鼻側に入ることが多く、そうであれば、鼻側視野を十分に確保した方がよく、しかも下側の鼻側視野は本を読むときなどに重要ですので、普通の玉型シェイプよりもその部分を広く取るようにしました。

また、軽くするためにチタン素材を採用しましたが、リムには、強靱で切れにくいタイベックチタンを、腕にはフィッターがきちんと思う形に調整ができるものの中では最も弾力性に富んだ素材である、バイオチタンZを採用しました。

ゆえに、オプリティーを掛けると非常に快いフィット感が得られ、しかも、変形がしにくいのです。

オプリティーの腕の形は、丸っこい子供の頭に自然に添い、コメカミやモミアゲを圧迫することがないように、外に膨らむ形で丸みを帯びさせてあります。
これによりメガネをかけたときに窮屈感がなく、しかも、ずり落ちにくくなるのです。

* 余談ですが、子供用メガネで、左右の腕が上から見て直線でほぼ平行になっており、しかも、ほとんど調整ができないほどの強い弾力性を持っているものが一部にありますが、あれなどは、子供用メガネとしては非常に疑問を感じざるをえないのです。

また、オプリティーでは、鼻当てパッドを支えるクリングスアームには、調整のできるものの中では最も弾力性に富んだ弾性金属素材を採用し、ものがメガネにぶつかったときなどでも、そのショックをパッドの脚の弾力性で吸収してしまうことにより、変形が起こりにくいように配慮しました。

そして、お子様の場合には鼻根が低いのが普通ですので、オプリティーにおいてはパッドを正面から見た位置を低くして、ずり落ちにくく、そして上方視野を確保しやすくしました。
(子供メガネ研究会 公式ホームページより転載)



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