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子供用メガネ
お子様が快適にかけられるメガネ、そして保護者のかたが安心して与えてあげられるメガネを、オプトメトリストと視能訓練士がお選びいたします。
お子様の眼の状態についても、できるだけわかりやすくご説明するよう努めております。 ご遠慮なくご相談くださいませ。
●度数の測定について
小学生および幼稚園以下のお子様の場合、特に初めてのメガネをお求めになられる際には、眼科での検査をお願いしております。
お子様の場合、眼のピント合わせの機能が強いため、本当は遠視なのに軽い近視の度数が検出されてしまうことがございます。
当店では、ピント合わせの機能が介入しないよう、度数測定前に遠くがぼやけるレンズをしばらく装用してもらったり、両眼を開けた状態で度数を調べたりと、時間をかけて測定を行います。しかし、お子様の場合、それでも不十分なケースがございます。
眼科では、ピント合わせの機能を麻痺させる薬を用いての検査が可能ですが、当店では薬を使うことはできません。
また、度数以外に、眼の健康状態を診断してもらうことも大切であると考えます。
眼科の先生が「メガネが必要」と判断された場合には「眼鏡処方箋」が発行されますので、ご持参いただければと思います。
●フレームについて
どんなにかわいらしいフレームでも、しっかりお顔に合わせることができなければ、快適な装用はできません。
お顔の大きさだけでなく、左右の瞳孔間距離や度数によっても、おすすめすべきフレームは変わってきます。
さまざまな要素を考慮して、毎日安心して装用いただけるフレーム選びのお手伝いをさせていただきます。
★フレームのサイズ★
「フレームのサイズ」と言った場合、たいていの場合は「玉型サイズ」を指すといってもいいでしょう。
レンズのはまる部分の形を「玉型」と呼び、玉型の水平方向の最大直径を「玉型サイズ」としています。
下の画像で黒い線を引っ張った部分の距離が該当します。
子供用のメガネとして売り出されているフレームは、38mm~48mmくらいのものがほとんどです。
このうち、44mm~48mmくらいのものが、数多く製造されているサイズになります。
逆に言うと、44mm未満のものは、あまり多くの種類が出回っていないのが実情です。
お顔の大きさに左右されますので、絶対的なことは言えませんが、小学生未満で40mm前後、小学校低学年で44mm前後、小学校高学年で48mm前後になるでしょうか。
メガネの一心堂では、小さなお子様にも対応できるよう、37mmから在庫を揃えております。
★モダン(耳に引っ掛ける部分)の種類★
上画像の左側が「半がけ」と呼ばれるタイプ、子供用に限らず大多数のメガネがこの形状です。
右側が「ケーブル」とか「巻きツル」などと呼ばれるタイプです。
耳のうしろにクルッと巻きつける感じになりますので、半がけに比べればメガネは外れにくいでしょう。
しかし、最近の子供メガネは「半がけ」が多くなってきているように感じます。
モダンの先端部分にケーブルの代わりになるような部品をくっつけたり、バンドを併用することなどで、「半がけ」でも外れにくくすることが可能です(下画像を参照してください)。
ですから、特別にケーブルタイプにこだわる必要はないかと思います。
★超弾性フレーム(形状記憶フレーム)について★
下の画像のように、フレームをかなり変形させても、元の形に戻るフレームが出回っています。
このフレームは、フレームのもつ弾力性と復元力のために、お子様によっては掛けごこちのよいフィッティングが困難な場合がございます。
また、フレームのすべての部位が復元力を持つわけではないので「絶対に型崩れしない」わけではありません。
せっかくお子様が気に入られたのに、お顔に十分合わせることができなかったり、販売後にトラブルになったりといったことを防ぐために、当店では、この種のフレームは在庫を持っておりません。
あらかじめご了承くださいませ。
なお、テンプル(側頭部から耳にかけての棒状の部分)に超弾性素材を使用したフレームの在庫はございます。
★当店の子供用フレーム★
37mm~46mmの在庫は、150本前後ございます。
(このうち40本が、下記のトマトグラッシーズです。)
48・49mmですと、「子供用」としてデザインされたものでなくても対応できる場合がありますので、延べ50本ほどのご用意がございます。
★「変形しにくい」と高評価の「トマトグラッシーズ 」
「キッズシリーズ」をメインに取扱いいたしております。
「ジュニアシリーズ」につきましても、各モデル各サイズのご試着は可能です。
トマトグラッシーズのページ
※「グラシックジュニア」取り扱っております。
日本製の樹脂性フレームです。
(韓国製の「トマトグラッシーズ」とは異なる樹脂を使用しています。)
構造は「トマトグラッシーズ」とよく似ています。
併せてご検討くださいませ。
★「omodok(オモドック)」
諸般の事情により、在庫縮小中です。
現在「little」シリーズのみ、少ないですがご用意がございます。
パーツの取り寄せについてはメーカーさんに在庫がある限りは対応可能です。
●レンズについて
キズがつきやすい、というデメリットはありますが、プラスチックレンズをおすすめするケースがほとんどです。
近視の場合は、レンズ周辺部が厚くなるのですが、子供用メガネですと、レンズサイズが小さくて済みますので、成人用のメガネに比べて、同じ度数・同じ種類のレンズであれば、レンズの厚みが薄く仕上がることが多いものです。
遠視の場合は、レンズの中央部が厚くなるのですが、「径指定」と呼ばれるレンズ注文の仕方をすることで、レンズ中央部の厚みや重量を減らすことが可能です。
また、乱視のマイナス軸が90度に近い場合には、工場で横長のレンズに仕上げることにより、単なる径指定よりもさらに薄くなるのです。
メガネの一心堂は、根拠なく高価な薄型レンズをおすすめすることはいたしません。
レンズの厚みについて
球面レンズと非球面レンズ
レンズの厚みと重さの比較
●保険適用について
平成18年4月1日より、9歳未満の子供さんの「斜視」「弱視」「先天性白内障術後」等の治療に必要であると医師が判断した場合に限り、眼鏡およびコンタクトレンズが療養費の支給対象となっております。。
詳しくはこちらを
●ご予算について
一式価格(フレーム+レンズ)が、なるべく保険適用の上限額(40,492円)以内におさまるよう、フレーム・レンズの価格を設定しております。
フレームの中心価格帯は14,000円~31,900円とご理解ください。
中学生までのお子様を対象に、レンズは「子育て応援特価」として1組7,000円からご用意はしておりますが、よくお選びいただいているレンズは、1組11,800円ないし13,200円のものです。
成人向けの一般的フレームよりも玉型サイズが小さいため、超高屈折率のものをおすすめすることは少ないので、かなりの強度数や内斜視治療のための遠近両用レンズでない限り、1組22,000円までにおさまることがほとんどです。
一式価格としては30,000円前後とみておかれると、よいのではないかと思われます。
omodokについては、一式価格38,900~50,000円くらいが多くなるとご理解ください。
中学生までのお子様については、半年以内の度数変更・レンズの傷によるレンズ交換を1回に限り無料にて行なっております。
半年以降、1年以内のレンズ交換は、購入レンズ金額の半額をご負担いただきます。(レンズの設計・屈折率・コーティング等は同一のものといたします。)
また1年未満のフレームの破損については、半額ご負担にて同一品にご交換いたします。
(同一品がない場合等についての対応は、お尋ねください。)
●予備のメガネのおすすめ
お子様のメガネは、成人のメガネに比べて、どうしてもフレームがゆがんでしまうことが多いものです。
すぐに当店へお越しいただければよいのですが、保護者のかたがお忙しかったり、遠方だったりで、なかなか足をお運びいただけないこともあるでしょう。
また、店頭で修復可能であればよいのですが、状況によっては部品を取り寄せたり、お預かりをしなくてはならなかったりする場合がございます。
レンズに傷がついてしまって同じ度数で再手配をするような場合も、度数によっては特注となり、一週間程度のお時間を要することもございます。
特に「治療用眼鏡」の場合、短期間であってもメガネをかけずに過ごすことは、あまり好ましいこととは思えません。
そのようなときに、予備のメガネがあると、とっても安心です。ご検討をいただけたらと思います。
8歳の末くらいまでというのは、視覚システムの発達において非常に大切な時期です。
メガネに対して、マイナス感情を抱かれている保護者のかたも少なくないですが、早い時期に適切なメガネを装用することが、お子様の将来に極めて重要な意味を持つという認識をお持ちいただければと思います。
「メガネが必要だということが早い時期にわかってよかった」と、前向きにとらえ、お子様に快適な視環境を整えて差し上げることができますよう、精一杯のお手伝いをさせていただきます。
当店は「子供メガネ研究会」の会員店です。
お子様に快適なメガネをご提供できるよう、会員同士で情報交換をし、知識・技術の向上に努めております。
「子供メガネ研究会」公式ホームページ」