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補聴器
補聴器に関する応対は店長が担当いたします。
メガネのお客様と重なりますと長時間お待たせしてしまうことになりますため、ご予約優先制とさせていただいておりますので、ご来店前にご連絡をお願いいたします。
初めて補聴器のご使用をご検討されている場合は、耳に異常がないか・補聴器の効果があるかどうかの確認のため、まず耳鼻咽喉科の受診をお願いいたしております。
なお、これまで補聴器をご使用されているかたであっても、耳鼻咽喉科の受診をお願いすることがございますのでご承知おきくださいませ。
当店では、シバントス社が製造しているシグニア(旧シーメンス)補聴器を取り扱っております。
聴力データを基に、使い勝手やご予算をよくおうかがいして、使いやすい機種をご提案いたします。
「補聴器が必要」=「難聴」というイメージがあるかと思いますが、難聴は耳のどの部分に弱いところがあるかによって、3つに分類されます。
また、難聴は、聞こえの程度によっても大まかに分類されます。
上図のように、私たちの周りを取り巻く「音」には、さまざまな大きさ・高低(周波数)のものがあります。
難聴の場合、このさまざまな「音」、すなわち周波数の高い音・低い音がすべて同じように聞こえにくくなるかというと、必ずしもそうではありません。
周波数によって、聞こえやすい音・聞こえにくい音があることは珍しくありません。
一般には、加齢に伴い、高い周波数の音ほど、聞こえにくくなる傾向があることが知られています。
なお、当店では上記に挙げたような「難聴のタイプや程度」の判断は行なえません。
周波数によって聴力が異なるかたの場合、単純にすべての周波数が大きくなるような状況をつくると、聞こえにくい周波数の音は確かに大きくなりますが、それ以上に、もともと聞こえている周波数の音が大きくなってしまうため、やかましいだけで、決して「よく聞こえる」状態にはなりません。
当店でお勧めする補聴器は、お客様の聞こえる音は無理に大きくせず、聞こえない音を大きく、といった個別対応型のものがほとんどです。
パソコンを用いて音の調整をしていきますが、何回でも音を調整できますので、聴力が変わっても、補聴器の性能の限界が来るまでは、音を直して使い続けることが可能です。
ただし、補聴器は使われるかたの耳を健常な状態に戻すことはできませんので、そのかたの聞こえの状態によっては、適切と思われる調整を行なっても、十分な効果を発揮できないことはございます。
気になるお値段ですが、これは機種によって大きく異なります。
片耳で5万円から59万円まで、幅広くご用意がございます。
(当店では片耳あたり14~25万円くらいのものを選ばれるかたが多いです。)
お値段の違いは、
・どれだけ細かく、聴力に合わせた音の調整ができるか
・雑音を抑える性能
・音の方向性をつかむ性能
・出力できる音の量
・耳かけ型か、耳穴型か
・電池式か、充電式か
などなど、性能の違いによるところが大きいです。
もちろん、高価格のものが高性能ですが、使われる環境によっては、必ずしも高性能(高価格)のものが必要ということにはなりません。
高性能の機種を片耳にだけ装用するよりも、同じ予算でランクを落として両耳装用したほうがよい場合もございます。
決して安いお買い物ではございませんので、長くご愛用いただけるものをお求めいただけますよう、じっくりとご相談に乗らせていただきます。
また、補聴器は生活環境や、補聴器への慣れ、などによって、随時調整が必要になってきます。
たとえば、最初は慣れやすいように弱めの音に設定しておくような場合、慣れてくるにしたがって音を強くしていきます。
そのためには、ご来店いただくことが必要です。
来店がするのが億劫で足が遠のいてしまうと、聞こえにくいまま使い続けることになり、せっかくの補聴器がもったいないことになります。
ご自宅の近所等、足を運びやすいお店でご購入されることをおすすめいたします。
●補聴器のタイプ
当店でお勧めしております補聴器は「耳かけ型」と「耳穴型」とに大別されます。
★耳かけ型★
昔から、なじみのあるタイプです。
聴力によっておすすめできる大きさや構造が変わってきます。
重度難聴には、耳穴型よりも対応しやすいです。
従来タイプ
耳かけ型でも、もっともスタンダードな機種です。
聴力の低下している人ほど、大きめのサイズを選ぶ必要が出てきます。
耳穴に差し込むパーツは、通常は汎用タイプのものを使いますが、聴力等によっては耳型を採って作製する、オーダーメードタイプを用いることもあります。
RICタイプ
近年、よく選ばれている機種です。
コンパクトで目立たず、軽度難聴のかたでも違和感なくお使いいただけることが多いです。
聴力が低下した場合、本体を買い替えなくても耳穴に差し込むパーツを交換するだけで対応できることがあります。
LIFE タイプ
上記のRICタイプは、耳穴に差し込む部分に音の出る機械が組み込まれているため、耳穴が小さかったり、曲がりくねっている場合には使いにくくなりますので、こちらのタイプをおすすめしています。
また、耳だれのあるかたも、こちらがおすすめです。
★耳穴型★
耳型を採って作製するオーダーメードタイプです。
聴力によって、おすすめするサイズが変わってきます。)
耳穴に挿入するので、メガネを掛け外ししてもずれにくいです。
耳掛け型とと比べてマスクを装着していても、煩わしくなりにくいです。
聴力が比較的良好のかたの場合には、自分の声が響きやすいこともあります。
ITEタイプ
高度難聴対応のサイズです。
ITCタイプ
よく見かけるサイズです。
軽度から中度難聴にお勧めですが、高度にも対応できるハイパワータイプもあります。
MCタイプ
なるべく目立たせたくないというかたに選ばれています。
CTやLSよりも小さい電池を使う場合は、電池寿命が早くなります。
CICタイプ
MCよりもさらに小さいサイズです。
COOLタイプ
従来の耳穴型のイメージを払しょくするデザインです。
従来の耳穴型よりも、つけはずしがしやすい構造になっています。
耳かけ型・耳穴型のどちらがよいかは、一概には申し上げられません。
聴力や使い勝手、補聴器を通しての聞こえかた、などによって変わってまいります。
遠慮なくご相談くださいませ。
●ご試聴・貸し出しに関して
当店にて、補聴器を実際にご試聴いただくことが可能です。
しかしながら、当店には限られた機種のご用意しかございません。
日数をいただければ、ご興味のございます機種をシバントス社よりお借りして、お試しいただくことも可能です。
(ご希望の機種のご用意ができない場合もございます)
貸し出し手数料は、2週間で両耳3,000円、片耳ですと1,500円でございます。
貸し出し後、ご購入に至った場合は、この手数料は内金として対処させていただきます。
なお、ご試聴用の補聴器は、すべて耳かけ型になりますのでご了承くださいませ。
●シーメンス・シグニア補聴器のお掃除・ご調整は随時承っております。
空気電池は、1パック6個入りのものを600円にて販売いたしております。
※当ページ内の資料・画像はシバントス社のカタログより引用・転載させていただきました。
シグニア補聴器に関する詳しいご案内はこちらから↓